近代歴史

1853年(嘉永6年)6月3日

ペリー提督、浦賀へ黒船来航

マシュー・ペリー
当時のペリーの艦隊は米墨戦争(アメリカとメキシコ)を数年前に行ったため、当時としては最新鋭最大級の軍艦を保有していた(当時のイギリスの最大の軍艦で千トン級。一方アメリカの黒船は2千トン級もある)

～1856年

クリミア戦争

ロシア帝国vs英帝国・仏・オスマントルコ帝国近代史上に残る戦いであり、衰えつつあったオスマン帝国をロシアが取り込むのか、英仏が取り込むのか、の戦い。産業革命を経ていなかった近代兵器を持たないロシアが負け、内政の近代化を目指す。

1854年(嘉永7年)3月3日

日米和親条約締結

マシュー・ペリー、林復斎 日本の鎖国体制の終焉

日露和親条約締結

1858年(安政5年)6月19日

日米修好通商条約締結

タウンゼント・ハリス、井上清直 安政五カ国条約

シパーヒーの乱

インドで大暴動

1860年(安政7年)3月3日

桜田門外の変

井伊直弼,水戸藩、薩摩藩の脱藩浪士 攘夷運動の熱が高まる

アロー戦争勃発

清とイギリス・フランス連合軍の間で起きた戦争。アロー号が拿捕されたことが発端。第二次アヘン戦争と呼ばれることもある。

1861年(文久1年)

アメリカで南北戦争開始

リンカーン アメリカ史上最大の内乱(奴隷問題はこの内乱の重要な要因であるが、奴隷解放を訴える北部でも黒人差別というものは厳然と存在しており、奴隷を解放し、黒人たちをアフリカに返してしまおうと考える人も多かった(奴隷反対！黒人反対！)

対馬占領事件

ロシアが対馬に停泊し、租借地を要求する。島民が抵抗し、イギリスのロシアへの抗議もあり退去した。

1862年(文久2年)8月21日

生麦事件

奈良原喜左衛門ら数名 横浜近くの生麦村にて、薩摩藩士がイギリス人を殺傷

1863年(文久3年)8月15日～8月17日

薩英戦争

島津茂久、島津久光、キューパー中将

5月～翌年7月

下関戦争

毛利元周、 赤根武人、デイヴィッド・マクドガル、バンジャマン・ジョレス、オーガスタス・レオポルド・キューパー、バンジャマン・ジョレス、久坂玄瑞

1865年(慶応1年)

南北戦争終結

リンカーン、リー将軍、グラント将軍、
解放された黒人奴隷の大部分が行った最初の行動は自分たちの意思でいろいろな所に出かけることだった(奴隷時代移動の自由がなかったため)　解放黒人たちへの選挙権であるが、当時は認められる地域も存在した。しかし、比較的急速にそうした権利は再び失われていくことになる。

クー・クラックス・クラン設立

略称:KKK。アメリカの秘密結社、白人至上主義団体。

1866年(慶応2年)3月7日

薩長同盟

坂本竜馬　西郷隆盛　桂小五郎

普墺戦争

ビスマルク、モルトケ ドイツの関ヶ原と呼ばれている戦い

1867年(慶応3年)11月9日

大政奉還 徳川慶喜

明治天皇 司馬遼太郎「最後の将軍」

12月9日

王政復古の大号令

マルクス資本論を刊行

カール・マルクス、フリードリヒ・エンゲルス『資本論』、『共産党宣言』